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キャラクター-戦艦フェアメッセンジャー

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イーラ・ドミトリエワが艦長として乗艦するICSEOの主力戦艦。規模はエリュシオンに比べると小さいが、一隻で十分な火力を持つ。フェアメッセンジャーという艦名はイーラ艦独自の名称だが、船体自体はICSEOが採用しているその他の戦艦と同じもの。
なお、艦名のフェアメッセンジャーとは「公平なる使者」という意味で、イーラが艦長として初陣に臨む際にディックハウトが送った名前らしい。


ICSEOのSGは全て軍事企業プレアデス社製のものである。(プレアデス社は世界で初めて戦闘用パワードスーツを開発した企業で、EUGでも一般名詞として通っているストライク・ガンナー(SG)は本来プレアデス社の商標。)

ICSEOはEUGへの宣戦布告に先立ってストライク・ガンナーの実用化および量産に成功した。そして、その機動力を活かすために、SGを搭載可能なレボリューション級の艦艇を建造、量産。先に行われた会戦では、この艦とSGが大いに活躍し、対SG戦兵器を持たなかったEUG軍を三度に渡って屈服させることに成功している。

レボリューション級の戦艦には、当時最先端であった大出力レーザー砲や荷電粒子砲を合計6門搭載しており、テロリストの掃討戦しか想定していなかったEUG宇宙軍に対して圧倒的な戦果を誇った。結果的に戦況はICSEOの有利となり、市民や議会の厭戦感情の高まりもありEUGは今回の和平交渉を持ちかけた。

そもそもEUGに規模の面で劣るICSEOは戦争の長期化を嫌い、一気に敵を叩けることを重要視して兵器を開発してきたため、戦艦もSGも無駄なものをそぎ落とした機能重視のものが多い。戦艦に豪奢な設備など不必要とは、総統のディックハウトらしい高尚な理念の表れなのだ。
ただし、その理念を大いに反映した艦内の食事は、ICSEOクルーからの評判もあまり良くないらしい。