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コラム-第15回目「スペースコロニーいまむかし」

目次

第15回目 スペースコロニーいまむかし

このコラムは実際のゲームの世界観がより深く分かるものです。プレイ前に読むと、シナリオがよりすんなり頭に入るかも知れません。

主人公

こう考えると、スペースコロニーのこと、あまり知らない気がします。

雪乃

私たちが生まれたときには、既に宇宙への移民計画も終わっていましたからね。

主人公

移民計画?

雪乃

1世紀以上前、環境悪化のために将来的には地球に住めなくなると言う予測が出されたのです。そのため、当時設立されたばかりのEUGは宇宙への移民計画を立ち上げ、月面や宇宙空間にコロニーを建造しました。

主人公

地球環境の悪化って、温暖化とか環境破壊とか、そこから派生した食糧難のことですよね。そして同時にエネルギー資源の枯渇も進行していったんですね。

雪乃

そうです。さすがにその程度は分かっていてほしいですね。それらの問題によって、EUGは民衆を宇宙へ逃がすと同時に、燃料の開発にも力を入れました。特に月面のコロニーはヘリウム3という核融合に使用される燃料を採掘するのに利用され、実際それはめざましい功績を上げて、地球のエネルギー問題はほぼ解消されたのです。

新エネルギーを利用した地球正常化は10年以上の歳月を要しましたが、おかげで地球の環境はほとんど解決されました。

主人公

確か、その後にEUGが出したのが「地球環境正常化宣言」ですよね。それで全てが丸く収まって……

雪乃

そうでもありません。宣言を出したのちに移民計画を終了したEUGは、エネルギー採掘の拠点がある月面コロニー以外のコロニーを放置したのです。

主人公

え……まだ、住んでる人はいたんですよね?

雪乃

もちろんです。地球から移り住んだ人たちが、全コロニーで合わせて数千万人規模。そんな中、計画終了後10年余りで、老朽化による住環境の悪化が問題となり始めました。おまけにEUG内部の利権問題や汚職が浮き彫りになり、ICSEOが現れたのです。L1、L3以外のコロニーは現在ではICSEO側に付いています。

戦争状態になってからは物資も乏しくなってきていますし、見た目に反して内情は荒んでいるのですよ。更に言えば、宇宙から帰って来たいわゆる出戻り移民と、地球の人間の間に軋轢が生まれることもあります。

コロニーというのは少なからず問題をはらんでいるのです。

主人公

そうなんですか……。

雪乃

残念ですが、敵は宇宙でも勢力を強めています。我々も気を付けなければなりません。

主人公

……分かりました。