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コラム-第4回目「戦うべき敵 ICSEO」

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第4回目 戦うべき敵 ICSEO

このコラムは実際のゲームの世界観がより深く分かるものです。プレイ前に読むと、シナリオがよりすんなり頭に入るかも知れません。

雪乃

ICSEO……独立都市国家永続機構、私たちが戦うべき相手のことです。きちんと分かっているでしょうね?

主人公

あ、あの、少しなら。指揮を執るディックハウト総統は敵とはいえ立派な方だそうですね。

アルヴァ

義を重んじ情に厚い人物だそうだ。奴のカリスマと、それに忠誠を誓うICSEO軍はかなりの驚異だな。既にその規模も戦力も国家と呼べるほどのものになっている。

主人公

現場にいる私たちにしかそれが分かっていないような気がして、もどかしいです。

雪乃

確かに、上層部は少々彼らを軽んじている傾向があります。現に半数以上のスペースコロニーはあちらの手に落ちてしまっています。その勢力はEUGに勝るとも劣らないものになっていますから。

主人公

スペースコロニー、ええと確か……。

雪乃

月面上の資源採掘コロニーや宇宙空間のものを合わせて百余りあります。全く、コロニーについても別に説明が必要そうですね……。

アルヴァ

まあまあ、俺は楽しいからノープロブレムさ。
……それにしても上にいるお偉いさん方、未だにあっちがただのテロリストの固まりだと思ってるんじゃないか?

ヨシュア

何を言っている。急ごしらえの寄り合い所帯でしかないICSEOにEUGが後れを取るわけがないだろう。

ルシオ

ヨシュアの場合さ、『EUGが』って言うより『オレが』って言いたいんじゃない?

ヨシュア

……! うるさい、横から余計な口を挟むな。

ルシオ

あはは、ごめんごめん。でもさ、実際問題あっちだって本気になってるし、俺たちも気を引き締めなきゃ。

雪乃

そうですね。

主人公

はい!